女装をする年齢・きっかけ・恋愛

女装男子の悩み

あなたはなぜ女装をしたいと思いましたか?

わたしがいつも女装紳士で聞くことです。

しかし、女装紳士にご来店くださる紳士は、今まで女装をしたことがありません。

そして、これからもする予定はありません。

 

人生で一度だけ、自分がリアルな世界で女性の姿になったらどんな気持ちになるのだろう。

どんな世界が待っているのだろう。

そんな思いを持っている人が多い気がします。

 

それでも、その理由も氷山の一角です。

 

そして今回は、女装紳士のお客様ではなく「普段から女装をされる人」であるメイク教室の生徒様を分析した結果をご紹介したいと思います。

 

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女装する年齢について

わたしがこれまで出会った女装さんを対象として書き出しています。

現実に、お会いしたことのある人ばかりなので否定する部分は一文もありませんが
この記事が全ての女装さんに当てはまるという訳でもありません。(少しややこしいですが^^;)

 

「女装プロと呼んで。」と胸を突き出し自信満々に振る舞う多くの人が、昭和から女装を続けていらっしゃる「女装プロ」の皆さま。

 

この時代の女装は、知る人ぞ知る「アダルトありきの女装」の時代だったのです。

 

江戸時代などの歴史も含め、そうしたものとして女装が当たり前のように使用されていました。

今よりかなり閉鎖的で偏見も強かったです。

 

その中で生き延びた(?)女装プロの皆さま。

 

メイクはお手の物、女装サロンのメイクさんとも友達で数々のお店の噂なども知っています。

でもこうした女装プロの多くは単独行動が多い気がします。

 

これも人によりますが、わたしが知っている多くの平成女装さんよりも女装プロは単独が多いです。

 

「わたしは群れないの。」という人もおりました。

最初はわたしもそうした女装プロに「わたしを綺麗にしてみなさい!」とか、「どれだけの技術なの?」とかなり上目線で言われたこともありました。

 

今となっては懐かしい思い出ですが、5〜6年かけて磨き上げた技術に魅せられて、そうした態度を改め生徒として通ってくださる女装プロも何名かおります。

「今まで周りの女性は綺麗しか言わなかった。
もう歳だし、本当の本音を聞きたいの。わたし、綺麗?女性に見える?」

そう言う人もおりました。

 

わたしは年齢に関わらず、その人のプライドを壊さないようにすべて正直にお答えしてきました。

 

女装を始める年齢は、人それぞれです。

ただ、年配者が言うことは同じで「若いうちにしとけば良かった。」ということです。

 

でも、第三者のわたしからすると、若い女装さんは若い女装さんで苦しみがあるし、年配者は年配者で苦しみがあるということです。

若いうちに女装をしとけば良かったという人の多くは
「若いから今より綺麗な姿になれる」という希望をお持ちです。

 

でもそれは、時代が変われば女装紳士がまだこの世になかったように、無理な話なのです。

 

そして若い女装さんで、若さを武器にしている人がおりますがそうした人の10年、20年後は悲惨なものです。若さとは予想以上に早く過ぎ去ります。

 

「あんなにチヤホヤされてたのに・・・。」「10年前はすごいファンがいたんだ!」

そういう女装さんも見かけます。

これは非常に見ていて辛いです。

過去の若さによる体験が現在の事実と現実を受け入れられなくさせているのでしょう。

 

つまり、女装を始めるに適した年齢はありません。

 

この間、沖縄から70代後半のおじいさんがお越しくださいました。

「ずっと女装を始めたかったのさぁ〜」
姪っ子さんと一緒にご来店くださって、「また大阪に来たら女装したいなぁ〜」とこぼしていらっしゃいました。

夢が叶ったと、目を輝かせておりました。

姪っ子さんは女装に興味はなさそうで「早く体験して来て!」と少し煙たがっていましたが、ご本人は大満足のご様子。それでいいじゃありませんか。わたしはそう思いました。

年齢を気にして女装を始めるより、自分がいかに満足しているか、人様に迷惑さえかけなければ女装に年齢は不要だと思います。

 

この記事をご覧のあなた、若さを武器にすることなかれ。
そして老いを気にすることなかれ。ありのままの自分で勝負して下さい。

 

女装するきっかけ

女装するきっかけについてまとめてみました。女装を続けている、続けていない関係なしに書いています。

全員に当てはまることではありませんが、すべて存在する人々に直接聞いたことです。

 

・学生の頃に友達に女装似合いそうと言われて
・学生の頃に文化祭等で無理やり女装させられて
・彼女に女装させられた
・女友達に遊びでメイクされた
・お姉ちゃん、妹の服を着てから
・街中で女性の服は可愛くて良いなと思って
・幼い頃に女の子として育てられた(両親は女の子が欲しかったらしい)
・小さい頃にお姉ちゃんやいとこの女の子とよく遊んでいて楽しくて
・自分は男性より女性の方が合っているのでは?と思って

 

ここまでは「女性」による影響です。

彼女達の多くは女装に対する知識もなく、なんの責任もありません。

あなたが女装を続けようが、困っていようが責任を負いたくても負えません。だって知識が無いのですから。

でもこうした女性による女装への誘導はかなり多いです。

遊びのつもりが・・・本人が一人で悩むことに。という最悪の結果です。

 

わたしは女装やLGBTの知識があります。また、多くの人々の相談にも乗ってきましたし、現実世界で紹介できる居場所もあります。

もしあなたがこうした女性からの誘導で1人で悩んでいる場合はこのサイトの記事を見て、今お持ちの悩みを払拭して下さい。

 

・上司に命令されて(忘年会)
・ハロウィンのイベントで
・女装コンテストで
・友達へのサプライズで
・ビジネスとして成功するため
・アート作品のモデルとして

 

こちらは仕事上、比較的ライトな理由となります。

社会的に支持されたもの、認められているものなので人に対しても「いや〜、上司に言われたから。」などと言い訳しやすいのです。

 

・男である自分に自信が無くなって
・いじめられて男性が嫌になって
・女性に憧れて(好きすぎて女性になりたいと思った)
・男性の社会が苦しくて
・女性の方が洋服もメイクも可愛くて楽しそうと思ったから
・女性にモテると思って
・長男として生きることにプレッシャーを感じて

 

こちらの理由は「精神的なもの」で男性に疲れた人が多いです。

 

現実逃避として女装を選ぶ人もいますが、それは大変危険な行為です。

きちんと男性である「自分」を大事にした上で女装を楽しんで下さい。

 

本来の自分を消したり隠したりする女装行為は女装文化に対して失礼ですし何の解決にもなりません。

ますます間違った方向に進み、わたしでさえ助けの手を差し伸べられない事態となるでしょう。

 

・アニメ好きからコスプレが趣味になり女性キャラにコスプレ
・残りの人生が短くなって今までしなかったことをしてみようと思って
・テレビの芸人さんを見て興味本位でしてみたいと思って
・友達に女装さんやLGBTの人がいて少しでも気持ちを知りたくて
・生徒の中にLGBTの人がいて教師として気持ちを少しでも知りたくて
(※LGBTと女装は別物なんですが・・・^^;)
・30歳の記念日に自分の価値観を変えたいと思って
・娘の顔が自分に似てきたので将来の顔が心配になって
・母親が癌で無くなると宣告されて気をまぎらわせたかった

 

こちらの理由は「自発的」なものです。
自ら、何か目的を達成させるために女装を選びました。

目的もゴールも明確なので、1度きりで終えたりと女装を続ける人は少ないです。

※この中には「LGBT」のMTFである人の例は載せていません

他にも人により様々な女装の理由やきっかけはあります。

 

ずっと女装を続ける女装者になる人の多かった理由は、
「男性の自分に自信がない」人だと感じます。

彼らは男性時に世の中の当たり前とされる思いをしてきませんでした。

グループにいてもいじめられたり、1人孤独に過ごしたり・・・

そんな男性らしい容姿ではない彼らが(肌が白い・少し女性っぽいなど)
女装をするとどうでしょう。世の中の女性以上に可愛くなる場合もあるではありませんか!

 

そして女装をした彼らは女装仲間、女性から「特別な存在」として可愛がられます。
(特にこれは若いうちに起こる現象です)

もう、元の自分の生活には戻れません。

あの、褒めてもらえる刺激をもう一度。

あの、可愛いと思って見つめられる体験をもう一度。

すっかり元の男性の自分を磨いたりすることを止めてしまう人もいます。正解不正解はありません。

 

ただし、矛盾するようですが女装にも「期限」があります。
チヤホヤされるうちは華ですが、ずっとは続きません。

 

皆さまは、それらを見据えて上手く女装を続ける必要があります。

 

女装にハマることは悪いことではありません。しかし、現実の自分をお忘れなく・・・。

 

女装者の恋愛

最後に、そうした女装者の恋愛についてご紹介します。

 

T’s LOVE」というサイトが有名でしたね。これは人聞きですがわたしがお会いした女装界のオーナー様は1度は使用したことがあるそうです。

詳しくはサイトをご覧ください。

 

女装をする人も色んな人がおります。

 

昭和時代にアダルト(性)と女装が密だったように、今もそうした名残的なものは残っています。

女装をして、身体を売り、お金を稼ぐ青年もたくさんいるようです。

わたしが知る範囲ですが、簡単にまとめていきます。

・男性が好きで女装をしている=ゲイ女装の人
※ゲイだが女性の立ち位置として恋愛をしたい場合が多い

・女性も男性も大丈夫!な女装をしている人=バイ女装の人
(両性恋愛対象なので、女装は趣味。恋愛と女装はそこまで関連していない。)

・恋愛対象は女性で女装をしている人=趣味女装。性と趣味を割り切れている。

・女装さんが好きな女装している人=あまりわたしは知らないが、女装する少年?青年と援助交際をしているという男性にあったことはある。

・恋愛をしたことがない女装している人=趣味女装。恋愛に興味が持てないパターン。

 

この他にも様々な恋愛パターンをお持ちの女装さんは存在します。

 

わたし個人は美容やメイク、アートに関心があり、あまりアダルト系の女装さんたちに興味が持てずにきましたので、こっち系の情報は少ない方だと思います。

 

個人的には恋愛は完全に自由だと思っています。ただし、美容に興味があり女性を恋愛対象としている女装さんが、正反対の女装さんに出会って困ることはメイク師としても避けてあげたいな〜と思います。

求めていないことを欲求されるのは、趣味である女装であってはならないことだと思いますし・・・^^;

相互理解し合い、お互いのテリトリー(?)は確保しつつ女装界がもっと盛り上がり続けたらと思います。

わたしは美容目的の女装さんのグループを集めて盛り上げていけたらと考えています。