女装紳士『価値観コース』に感動されたお客様のお話

価値観転換

女装メイク師のIMAです。

「女装紳士」では、様々なメニューがありますが、そのうち、価値観コースを予約された方のお話です。

 

「会社の上司が支払ってくれるんです。」

ご予約の際、このようなお話をされていました。

 

なぜだろう?偵察?忘年会?何か事情があるのかな?

 

ご自身で体験代金を支払わないパターンは初めてだったので色々な疑問を抱きながら、体験当日を迎えました。

 

受付等はアシスタントやスタッフが担当していますので、わたしはメイクや衣装選抜のみ、お客様の前に出ます。

 

お客様はわたしが入場した時に満面の笑みを見せてくださり、「初めまして。」と、丁寧にお辞儀をしてくださいました。

 

 

適度に挨拶を済ませ、事前に頂いた写真分析の通り、「可愛くて優しい雰囲気」にするための衣装を選びました。

 

女装体験が初めての人は衣装もウィッグもさっぱりわからない!という人が多く、いつも大体はわたしが選ばせて頂いております。

 

その後、体験に関する色々なご案内をして、いざメイクに移った時お客様から今回ご利用の事情をお話ししてくださいました。

 

「実は社長がIMAさんのファンで・・・。」

えぇ!?意外な理由に腰が抜けそうになりました。

 

そしてとても嬉しく思いました。

 

詳しく話を伺うと、去年放送されたNHKのドキュメンタリーを見た社長がわたしのことを「感動した。この人のことを俺は支えるぞー!!」と応援してくださっていたそうで、そこから1年間、今回ご利用くださった部下のお客様と色々とお話して来店に至ったそうです。

 

NHKのドキュメンタリーが放送されてから、少しずつわたしの環境が変わっていきました。

 

街中で出会ったご夫婦に握手を求められ、「応援しています!」と言われたこともありましたし、
たまたま出会った人の友人がわたしの大ファンだということで声援を頂いたこともありました。

 

そして今回もそうでした。

わたしの知らないところで、わたしの活動に感動し、応援したい!とおっしゃってくださっている人がいる事実・・・その声援だけで明日も頑張っていこうと思えるのです。

たった1人の声援でも、個人事業主の孤独な環境の多いわたしにとっては大きな励みとなるのです。

 

今回も泣きそうになる程、嬉しい思いでいっぱいになりました。

 

会ったことのない人が、わたしのことを本気で応援したいとまで言ってくださっている…!

 

今回お越しくださったのはその応援者様の部下にあたる紳士でした。

 

話が逸れますが、女装紳士をご利用の紳士は《1年前に知っていました》という人も多いです。

 

「いざ、女装体験を!」という時に様々なストッパーがかかるのだそう。

 

一生に一度ということで、より美しい姿で残りたいということで1年かけての筋トレやダイエットをされる人もおりました。
(美しくなりたい思いは男女問わず変わらない思いですね)

 

それだけ、皆さまこの体験を楽しみに、そして本気で挑んでくださっているのです。
わたしもそうしたお客様の思いをより大切にすべく、リニューアルを決行しました。

 

 

話が逸れましたが今回のお客様も然りでした。

 

「なぜ女性にはスカートがあって男性には無いのか?」

という、当たり前のようで少し変な世の中の価値観を社長と話し合い、そして

「女装紳士で一度、体験してみてこい!」と社長に背中を押され、お越しくださったのです。

 

 

体験料も全て社長がお支払いくださったそうです。ありがとうございます!!

 

長年のそうした疑問を、ご自身が女性化することで払拭できるのでは?ということでした。

そして嬉しいことに、メイク中に「変身姿を遺影にします!」とおっしゃって下さいました。

 

 

そう、女装体験は、特に女装紳士の女装体験とは、体験した人にしか分かり得ない感覚と得るものがあります。

 

こちらのお二人が「試しに・・・」と女装紳士をご利用くださったのは大正解の選択でした。

 

 

今回ご利用くださった紳士の感想はこちら。

 

 

これは女性であるわたしには体験し得ない感覚です。

提供しておきながら「良いな〜」といつも微笑ましく眺めています。

 

今回も可愛い女性に大変身され、メニューには載せていない様々な体験もご堪能頂けました。

 

個人的な考えですが世の中にあるほぼ全てのものは(生理用品等以外)理由にもよりますが男性、女性問わず、使用して良いと考えています。

 

それを他者が否定する理由が見つかりません。

周りに迷惑でなければ、自由で良いはずなんです。

 

もともとスカートも男性が履いている歴史もありました。
ファンデーションも男性始まりとも聞きました。

 

実際、誰がどう始めていたって良いんです。

 

「女装」もそうです。

わたしも、誰に何を言われても今までなかった人生一度にフォーカスした女装店を作りました。

 

いい意味で、人は必ず終わりを迎えます。

 

少しでも「体験してみたい」と心の声が言うのなら、外側の自分が体験させてあげても良いのではと思います。

 

そんなことを、今回出会えた紳士との会話で思いました。

 

 

紳士は福祉関係のお仕事をされていて、わたしも過去に介護士をしてましたので
「目の前の人が明日死ぬかも知れないという感覚」についても意見が一致しました。
(長くなるので割愛させていただきます)

 

「世間体、子供の将来、周りの目や仕事が・・・」

 

なんて言ってたら、人生何も挑戦できません。

 

 

あなたの人生は、あなたのもの。決めるのも、あなたの自由。

 

 

国境も性別も超えて、あなたがあなたを誘導してあげて下さい。

 

 

今回のお客様は小さい頃から女性だけがスカートを履くことやロングヘアーにすることに違和感を感じて生きてきた紳士でした。

 

体験し終えた時はお顔がキラキラされ、すっきりした表情でした。

 

この女装紳士の女装体験は、当たり前とされる世の中の価値観さえ乗り越え、自分の感覚や価値観を明確に変えて定着させることもできます。

 

また改めてご感想をくださるとのこと、楽しみにお待ちしております。

女装紳士を応援してずっと思ってくださり、本当にありがとうございました。