一流メイクアップアーティストIMAによる疑似メイクレッスン④

メイク師IMAの女装メイクレッスン

顔全体の粉のメイクが終わり、次はポイントメイクです。

まだ基礎を学んでいない方は、IMAによる疑似メイクレッスン①から順に先にお読みになってください。

 

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ポイントメイクとは

ポイントメイクとは、箇所、箇所にするポイント的なメイクのこと。

目や口、眉毛などを指しています。

 

このポイントメイクに苦戦している中級者・上級者の女装者さんをよく見かけます。

 

わからないまま何十年そのままの自称「女装プロ」という人もおりました。

女装はプロでもメイクは素人でしたが、頑張って技術を習得されていきました。

 

その人も何度かの受講でかなりクオリティが高くなっていました。

 

ポイントメイクでも、教室の理念を貫きます。

速さ」を重視します。

まつ毛をして、眉毛を描いて、リップも付けないと・・・。

最低でもこのポイントメイク、全部で8工程すべきことがあります。

最低でも8工程なので、人によりさらに増えていきます。

 

それぞれバラバラに進めていて早くなるはずがありません!!

上から順にスパッと上から下にメイクを行います。

これで私のように物忘れの多い人でも、抜けなくメイクができます。

 

顔全体を見て下さい。

パーツの一番上は眉毛ですね。

ということで、
まずはご自身の眉毛を紙とペンを用意して、鏡を見ながらデッサンして下さい。

 

「絵が苦手」な生徒様にもよく出会います。

絵って難しいですよね。でもそれ、メイクも通ずる部分があるんです。

 

でもあなたはメイクなら、と興味を持った。

でも、一緒の技術が備わっていたりするんです。

「苦手だから」と逃げないで、
せっかく好きで始めた女装やメイクを、掴んで決して離さないで下さい。

 

ここで眉毛の練習をクリアすれば、きっと女装界ではうんとメイク上手の位置に上がれます。

眉毛って女性界でも苦手な人が多く、その練習方法をまず知らない人がたくさんいるのですから。

 

今からその練習方法をお伝えしますね。

 

眉メイク上達法

まず紙とペンでご自身の眉毛をそのまま描いて下さい。そしてチェックするのです。
通常の理想的だとされる眉毛と比べてどこがどう異なるのかを。

眉毛には「眉頭」「眉山」「眉尻」という特徴のある部分があります。

 

その部分はしっかりありますか?

毛の太さはどうでしょう?

そうして、観察して下さい。

 

この状態は人により異なります。

 

今回は「少し濃いめの男性の眉毛」を参考にして続きをご紹介します。

 

尚、この記事では本来お伝えしたい内容の3〜5割程度を公表してますので、より眉毛を変形させることは可能です。

その場合はメイク教室をご利用下さい。

 

さて、眉毛が剛毛もしくは女性より濃いかも‥という人は、「眉マスカラ」というものを手に入れて下さい。

 

「マスカラ」は聞いたことはありますか?

 

後でも出てきますが、マスカラとは「毛に塗るインク」のようなものです。

 

真っ黒な眉毛に、茶色のインクを塗るのです。黒は主張が激しくより男性感を強めます。

 

なので、そうした黒を和らげるべく「茶色の眉マスカラ」で毛を茶色に塗ってコーティングします。

 

すると、どうでしょう・・・。少し柔らかく見えませんか?

 

この眉毛に眉マスカラを綺麗に塗る練習を重ねて下さい。

眉毛下の肌に付くと取れにくいので注意が必要です。

現在出ている世の中の眉毛の化粧品、「アイブロウパウダー」「アイブロウペンシル」などの難しいとされるアイテムはこの「眉マスカラ」を先にマスターしてからです。

 

そして断言します!

眉毛は決して難しくありません。

 

皆さま、どう描けばいいのか、なぜ描くのかの理由がただ分かっていないのです。

 

そうした深い部分まで女装のメイク界では、上手くわかりやすく伝えられる人もおりませんでした。

 

まずは「眉マスカラ」です。

ちなみに、女性界において眉マスカラは《中学生〜高校生のレベル》に値します。

ここからメイク街道が始まるぞ!というスタートのレベルです。

メイク前とメイク後の変化がわかる化粧品に出会え、この時期は特にワクワクする時期ですね。

 

眉マスカラの効果を感じ、ますますメイクを好きになって頂けていたら幸いです。

 

アイメイクの方法

眉毛が終わりました。次は「目」を作っていきましょう。

 

順番としては、肌に塗るもの→まつ毛をあげるもの→目をぱっちり見せるもの→目をぱっちり見せるものPart.2の順番です。

 

肌に塗るもの、アイシャドウと呼ばれるアイテムを塗ります。

絶対必要な訳ではありませんが、塗ると目が奥深く、魅力的に見えますよ。

 

それでは、アイシャドウの塗り方を説明します。

 

1番最初は、簡単な「3色グラデーション」がいいと思います。 (1色塗りは簡単に思えて技術のいる塗り方なんですよ〜)

 

まず目の上の骨が出てるところにハイライトを指でポンポンと乗せます。

アイシャドウも、ハイライト・ローライトと同じく 薄い色〜濃い色の順で乗せていきます。

50%→80%→100%と、アイシャドウの色がだんだん濃くなるにつれて塗る範囲も下に狭めていきます。

アイシャドーで重要なのは、この色が変わっている境目をそのまま残さないことです。指やブラシで必ずぼかすようにしてください。

 

あなたは、海や空の綺麗なグラデーションの景色を見て、心から感動したことありますか?

深く青い地平線まで続く海のグラデーション、夕方に大きな空で見える感動的な色とりどりのグラデーション・・・

そうです。あのグラデーションを見たときに感動するあの感覚を目の上で再現するのです。

 

つまり、目の上に綺麗なグラデーションをおくと、

「 この人の目元は綺麗だ。この人はメイクが上手くて綺麗な顔だなぁ〜。」
と心で自然と綺麗だと思われるようになるのです。

 

逆に、 そうしたグラデーションを意識せず、なんとなしにアイシャドーを塗 ってしまうと、不思議なことに、「なんとなしな目元」になるのです。

メイクは常に心と繋がっています。

 

「綺麗になれ」 とメイクをすれば、本当に綺麗になりますし、(ある程度の技術は必要ですが)
優しくふんわり作れば優しいふんわりとした顔立ちになります。

 

本当に大切なことは、あなたがなぜそのアイテムを選び、なぜその位置に、そのメイクをするのか?
そこを自問自答し、ブレずに決めていくこと。

つまり自主性を持ってメイクアイテムを選び技術を駆使することが大事なんです。

テーマがないと何も進めることができません。

また、 メイク中に疑問が浮かんだり迷いが生じた場合も、 そのようなメイクになってしまいます。

 

アイシャドウの塗り方

それでは、アイシャドウを塗っていきましょう。

 

今回は3色+明るい1色を使用します。

 

明るい1色(ハイライトカラー)を指で取ってください。

そして目の上の眉尻にある骨に塗って下さい。

 

目の上を触ると、出っ張っている部分がありますか?

 

そこです。あえて強調させます。

 

メリハリを付けてくぼみを演出するのです。

 

 

次に、一番明るい色を取ってください。

 

2番目に、アイホールと呼ばれる場所にハイライトの次に明るい色を筆で「均等」に塗ります。

 

ここではグラデーションは意識しません。

その色を同じ色と量で「均等」に塗ることを意識して下さい。

 

「塗る」という言い方は粉の化粧品にとって不利です。

粉を塗るのには時間がかかりすぎます。

粉をはらう」のです。

 

つまり、目の上に一度、ボンっとアイシャドウを置いてその粉を左右にはらう。

すると、薄っすらとアイシャドウが乗ります。

 

そしてもう一度、もう二度・・・と、少しずつ濃くします。

いきなりメイクは必ず失敗します。

少しずつ、濃さを確認しながら乗せて下さい。

 

そして「肌との境目を指でぼかして馴染ませる」ことも重要なポイントです。
初心者様でもこの部分は最初から意識して取り入れましょう。癖づけて下さい。

アイシャドウは柔らかな小さな筆で塗ります。

 

硬い筆は濃くつき、柔らかい筆はふんわりとつきます。

 

何度も書きますが、100円台のブラシは堅くて毛が抜けやすいものばかりです。

メイクの支障にもなりますし、メイクブラシは今後ずっと使用するものなのである程度質の良いものを選んで下さい。

 

たまに、初心者様で高額な商品をいきなり揃えようとする人がいます。

「道具から入る」という人ですね。

メイクに関しては、消耗品なのでいきなり高額商品はお勧めしません。

 

なぜなら、最初からすぐに技術は絶対につきませんし、その間に高額商品をロスしてしまうからです。

 

また、高額なアイテム(筆、つけまつ毛などの道具的なもの)は使いこなすのに時間を要します。

 

自分の力を過信せず、最初はドラッグストアの商品などで良いと思います。練習用として揃えて下さい。

高額な商品、雑誌で紹介されている商品の良し悪しが分かるようになる頃、やっと高額商品を買い揃えることができます。

技術がある程度見についてから道具も良いものをもつべきです。

もし道具から入りたい人がいれば、ひげそりや服装などから入ってはいかがでしょうか?
ひげそりはずっと必要なものですし、高級な物は長持ちしますし仕上がりが美しいのでそれだけの価値があります。


ちなみに、メイクさん(百貨店の販売員)は黒の服に髪の毛はまとめる。メイクはバッチリ!という感じ。

ウエディングのメイクさんは低いヒールに(走り回るから)薄いメイクに(花嫁より目立ってはいけない暗黙のルール)髪の毛はまとめる。というスタイルが主流だそうです。※専門学校の恩師などに内部事情を聞きました

 

メイクさんだからといって、派手なメイクや服装が全ての場所で許される訳ではないのです。

私はフリーランスなので服装等は完全に自由なのですが、逆にそうした派手なキャラクターで推すよりも、技術を真面目に見ていただきたいという想いがあり、あえてシンプルに黒髪と医療服でいつもメディアに出演するようにしてきました。

 

今の時代、派手にキャラクラーを過剰演出する人が増えました。

しかし、長く真面目に残るには、その逆をいけばいく方が信頼度は増します。そうした裏事情もある世界なのです。

 

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さて、セルフメイクのレベルであれば、そこまで気にする必要はありませんがメイクアップアーティストの代表的な服は「黒」です。クリエイターのイメージでしょうか。

黒のTシャツ、黒のズボンで真似をしてテンションを高めるのも1つの策ですね。

 

それでは、3番目のアイシャドウを乗せます。

私の教える最初のアイシャドウの塗り方では高度な技術は一切必要ありません。

気づけばグラデーションのアイシャドウが完成していることでしょう。

グラデーションの意味がわからなくても、嫌でもきっとこの通りに進めれば完成するはずです。

 

3番目のアイシャドウ、2番目の範囲より少し狭い範囲(下に向かって)に均等にはらいます。

下の色はそこまで色のある色ではないので思い切って乗せて下さい。

そして必殺!、指ぼかしも忘れずに(笑)

 

何となく、グラデーションが完成しましたね。

それでは最後の色を乗せて下さい。目の際に乗せます。

 

この時は筆ではなく「チップ」というスポンジを少し大きなお米城の形にしたもので乗せます。

これは載せるというより、「擦り付ける」というイメージです。

お風呂掃除の時、スポンジで浴槽をゴシゴシこする、あの感覚です。

 

目の際を狙って下さい。まつ毛より少し上の部分。
あまりに範囲が大きいと、グラデーションの失敗要員になりますのでご注意を!!

 

これも必殺、指ボカシ技を使用して下さい。全体的に見て、パツンパツンと色が分かれている部分はありますか?

分かれている場合は指ボカシです。

これでアイシャドウのグラデーション塗り(はらい)が完成しました。おめでとうございます。

 

何も難しいことは無いのです。

この技を覚えれば、まだまだ何種類もある応用バージョンのアイシャドウはらい技もできます。

目の印象を自由自在に変えれて楽しいですよ。(応用などは教室にてお伝えしています)

ビューラーの使い方

アイシャドウの次は、ビューラーをします。

ビューラーは印象に残りやすいので見たことのある人もいると思います。

「まつ毛をあげる道具」です。

これは本当に初心者様には難しい!!というより、危険なアイテムです。

プロについてもらって学んだ方がいいアイテムNO.1です。初心者様、人には絶対にしないで下さいね。

 

でもセルフメイクなら自分でしなくてはいけない・・・。

いえ、しなければいけないメイクなんて無いのです。

恐ければ無理にしなくて良いし、他のメイクでいくらでもカバーできるのですから。

 

例えばビューラーの代わりとして「まつ毛パーマ」(まつ毛にパーマをかけること)を選んでも良いのです。

その他のメイクも同じです。アイシャドウが難しければ外国で販売されているアイシャドウシールというものを
使用すれば一瞬で完成します。

 

そこに技術は一切必要ありません。

しかし、全てそうした楽なアイテムや方法を使用するのは話が違います。

だってこんなに楽しい技術習得はそうそう世の中に無いのですから。堪能して下さい。

 

 

さて、もしビューラーが怖い人は潔く諦めることをお勧めします。

また、仕上げたいイメージが「クール」「エレガント」などの大人な感じであれば、クルッと上がったまつ毛は必要ありません。

むしろビューラー無しの自然な生え方やストレートにシュッと生えているまつ毛がクールさを演出したりします。

 

一応、ビューラーの使用方法のご紹介もしますね。

 

初心者様にオススメのブランドがあります。

一気にまつ毛がグンと上がるようなアイテムです。プッシュアップカーラー (ブルー ) KQ3036です。

 

これを使えば、「簡単」に「上がる」のです。

細かな繊細なカーブをつけることは出来ませんのでプロ向きではありません。これは安価ですし、初心者様向きです。

 

私が中学生の頃、このビューラーが大ブームでした。

私の時代、私は小学校3年生から1人で大人の反対と戦いながら(笑)メイクを続けてきましたが、中学生ともなれば、田舎のヤンキー中学校だったので周りの友達も本格的にメイクに突入していきました。

 

クラスのアイドル的存在の子が「下まつ毛は重要だよ」と教えてくれたり、お洒落と評判の友達が廊下ですれ違った時に「眉毛の下は剃らないと!」とアドバイスをくれたり・・・

決して楽しいことばかりではありません(下手だとダイレクトに馬鹿にされることもありました)が、メイク情報の交換は私の時代、環境では中学生がスタートでした。

 

そして高校、専門学校になってもメイクは続けさらに情報も技術も進化していくのですが、こうしてメイクにスムーズに関われる女性はそう多くありません。

 

メイクをしたことの無い女性、メイクに苦手意識を持っている女性は大変多いです。

 

つまり、女装者と同じレベルの女性も世の中に大変多く存在するのです。

 

女性より劣っているなど思う必要は一切ありません。

 

私も、彼女達も最初は失敗を繰り返し、それでも可愛くなりたくて、誰かに褒められたくて、色んな理由でメイクの世界に入門し修行を続けてきたのです。

 

女性が女装者を助けるという場面にもよく遭遇します。

 

それはきっと、私も同じ、メイクの世界に入門して修行をする中での失敗、辛さ、大変さを女装者を見て痛いほど分かるからだと思います。

 

たまに偉そうに女装者にメイクを指導する女性も見つけますが、彼女達も長年「メイクを続けてきた」というプライドがあります。

また、女性として生きてきたことに対しても同じことが言えます。

女装をする上で、女性を敬う気持ちは必須です。

 

彼女達を味方につけることは、女装をする上でいかに有利で、心地よく女装を続けられることになるのか、これから女装界に入ると余計に痛感するはずです。

 

たまに女性だからという理由で女性に嫉妬する勘違いさんもいますが女性に嫉妬したところで状況は何も変わりませんし、彼女達は自ら女性になりたくて女性になった訳ではありません。

 

私も過去にMTFの人に必要以上に嫉妬や妬みをぶつけられた事がありました。(その人はホルモン治療をされていて情緒不安定でした)

でも、そうしたことってメイクを学ぶ上で、女装をする上で、最も惨めで必要のない気持ちと行動だと思います。

 

それよりも、女性の疑似体験行為をするならば彼女達はたくさんの情報と経験を秘めています。

それを引き出して自分へも投影する方がいかに賢い進め方か!

多くの女装者は「女性に興味があって」「女性って凄いなと思って」などの入りが多いです。(私の出会ってきた人に限る)なので嫉妬や妬みをぶつける人は少なかったですが、もしこの記事をご覧の人で少しでもそうした嫉妬や妬みの心がある人は、損をしていることを自覚して下さい。

 

嫌でも女性としては先輩ですし、いきなり同等の立場になれない事が現実です。

相手を敬い、心地よい付き合いをしていきましょう。

 

アイライナーの使い方

ビューラーを終えた後は「マスカラ」ではなく、アイライナーを引きます。

アイライナーとは、目の上に引く線のこと。

目の上に線を引くと「まつ毛が多く見えます」。なので、「パッチリとした目に見えます」。

世の中の指導者の多くは、この「まつ毛が多く見えます」を知らずに、もしくは飛ばして「パッチリとした目に見えます」を伝えます。

 

なぜ、線を引けばパッチリとした目に見えるのか。まで考えてしている人、できる人は少なすぎます。

そうした背景がきっと日本のメイク業界の遅れに繋がっているのだと痛感します。

 

アイライナーの選び方、引き方の説明をします。

 

まず、初心者様は筆タイプではなく、クレヨンタイプを使用して下さい。

詳しくは別記事のメイク方法に掲載しています。

 

アイライナーとは線を描くもの。と勘違いしている人が大半です。

 

一度、「筆タイプ」のアイライナーで右目に線を描いてみて下さい。
※必ず、筆タイプを用意して、この指示に従って下さい

 

いかがですか?難しいでしょう?

線もガタガタになりましたね。(手の器用な人で無ければ)

目の中に筆は入りませんでしたか?気をつけて下さいね。

 

これで、筆の難しさを痛感したと思います。

 

次に、先ほどの芯の柔らかいタイプのクレヨンアイライナーを用意して下さい。

描くときのポイントを伝えますのでよく聞いて下さいね。

 

  1.  肘を机に付けて下さい(固定)
  2.  ペンを持っていない手で瞼を上げて描く位置を確認して下さい(準備)
  3. 「描く」のではなく、瞼にペンを寝かせて当てて「引っ張って」下さい

 

最後の3が一番重要なポイントです。

ペンを瞼に垂直に当てて描こうとする人がおりますが、それは本当に難しく、実際にして頂くと痛感するはずですが芯が折れて描けません!!!

 

ペンの腹の部分(寝かしてつく部分)を利用して、そのまま横に引っ張るのです。

描こうとするとペン先に力が入り、震えたりして失敗しますが「引くだけ」と思えば初心者の人でもスッと簡単に引けます。

 

簡単でしょう?スーッと横に引く。完成。

 

ただし、アイライナーは特に何度も練習が必要です。目の中に入らないよう気をつけながら練習を重ねて下さい。

マスカラの付け方

それでは、目の工程ラスト!マスカラを付けます。

この順番も、メイクが綺麗に乗るように考えられています。

アイライナーも剥がれず、アイシャドウも薄くなりません。

 

マスカラは、まつ毛をコーティングする液だと思って下さい。

黒が代表的な色です。日本人のまつ毛は大体黒が多いですよね。

その次に人気なのは「茶色」。肌馴染み、毛の色との調和においてやはり茶色や黒は多用されますし、人気です。

 

カラーマスカラもどんどん増えてきてますし、(赤、紫、黄色などのマスカラ)ラメのマスカラや毛がそのまま入った繊維入りもあります。

初心者様はまず「黒」を使用して練習しましょう。

黒だと肌についた時もわかりやすく、より技術を学べますから。

これまた100円代は禁止令。

乾くのも遅い、ダマになりやすい、色も微妙・・・など、逆に初心者様がカバーしきれない難点が多すぎます。

 

高くて良いものは手間を省いてくれますし、美しく演出してくれます。(全てがそうとは限りませんが)

なのでドラッグストアレベルで良いので1000~2000円程度のマスカラを練習用として使用して下さい。
※マスカラの形等はこのサイトの他のメイク記事にてご紹介していますので参考にして下さい。


まず、マスカラを容器から取り出した時、先に固まりが付いていると思います。

蓋の部分でその固まりを拭って下さい。

あまり大きな範囲で拭うと蓋が開かなくなる可能性もあります。

なるべく内側で拭うようにして下さい。

そしてまつ毛の根元にそっと当てて下さい。皮膚につけない!ことを意識して、そっと乗せます。

マスカラは乾きやすい液体です。練習を重ね、早くササッと塗れるようになりましょう。

 

根元から毛先まで一気にシュッと!!ではなく、マスカラについた液体をまつげに付ける必要があるので、歯磨きをするように横にゴシゴシ動かしながら(左右にスライドさせながら)毛先までコーティングします。

 

付きすぎた!という場合は後で処理できるので焦らないで下さい。

別に技術が無くとも、今のマスカラは高性能なものが多いので、簡単に綺麗に塗れるようになっています。

それでもダマになる!難しい!という人にオススメなのは、「コームタイプ」のマスカラです。

 

クシのようになっていて、ダマになりにくく、日本人の繊細なまつ毛でも綺麗にコーティングできます。

 

コーティングというくらいなので、両面にしっかりホールド(包み込む)必要があるのかと言われると、これまたそうではありません。

まつ毛は上下の面がありますよね。

上に付けると重みでカールが取れたりします。ビューラーをしている場合は特に、下のみ塗って下さい。

どちらも塗っても良いですが、順番としては上→下の面の順で塗るとクルンとしたカールは持続させることができます。

 

「まつ毛の端」の塗り忘れはないですか?

扇状にまつ毛が広がるよう、しっかりと塗って下さい。

 

これでマスカラの完成です。下まつ毛の簡単で楽な塗り方、絶対皮膚に付かない塗り方などもありますが、その他の情報は教室でお伝えします。

皮膚に付かないよう、慎重且つスピーディーに塗れるよう練習して下さいね!

 

口のメイクについて

それでは、最低限のフルメイク最後の工程、口のメイクについてお伝えします。

 

保湿リップ(DHC(ディー・エイチ・シー) 薬用リップクリーム 1.5g オリーブバージンオイル配合など)、口紅、グロスは準備できましたか?

 

今回は3種類使って塗っていきましょう。筆を使わず直塗りもOKです。

 

 

まずは口は粘膜なので傷つきやすく乾燥する人は乾燥しやすいです。つまり繊細な部分なのです。

目の際の赤い部分も粘膜。弱いイメージがありますよね。なので慎重に優しく扱って下さい。

 

特に日中、日差しに照らされている人、ワインをよく飲む人、タバコを吸う人は唇が乾燥していたり、紫や黒のシミになっていたりします。

綺麗なピンク色に唇を保つには、日頃のケアと予防が必要不可欠なのです。

 

そうして傷つきやすい唇をまずは保護してあげましょう。

リップクリームを塗ります。
透明なのではみ出なければ慎重に塗らなくても大丈夫。ただし、優しく塗ってあげて下さいね。

 

保湿後に、あまりにテカテカしていたらティッシュをそっと当てて量を調節します。

唇にいい感じに馴染めば、次は口紅です。

あなたの好きな色は何色ですか?

 

 

練習としては、赤色がオススメです。

ただし、色素が唇に移る可能性もありますのでお出かけ前に塗るのは避けたほうが良いでしょう。

薄いピンクやベージュでも大丈夫です。

まず自分の唇(以後リップと表記します)の形を見て下さい。

 

上と下のバランスはいかがですか?

 

理想の割合は、1対1.5と言われています。

明確な基準はありません。その人により、1対1がセクシーだったりもあり得るわけなので。今回は1対1.5を参考に進めます。

 

足りない場合は「オーバーリップ」といって唇より大きめに塗りましょう。

 

最初は抵抗があります。なぜなら、自然に「唇に塗るもの」だと思い込んでいるから。

唇以外の場所にオーバーに塗る=失敗しているようだと感じる人も多いと思います。

 

しかし、このオーバーリップはプロの世界では当たり前のように使う技。是非取り入れて下さい。

あまりに唇が大きい場合、消したい場合はコンシーラーに戻ります。

コンシーラーの工程で先に唇の形を削るのです。

 

もちろん、何度もお伝えしている「指ボカシ」は必須です。

 

 

綺麗に塗れましたか?

リップ筆は初心者様にとって、あまりに難しいので最初は直塗りでOKです。

塗った後、量が多い・濃いと感じたらすぐにティッシュで優しく抑えてください。

 

口紅を塗った後にするティッシュを口で「んーっま!」と噛む行為。あの真相もここで教えちゃいます。

あれはリップを薄くするという目的ではなく、定着させる・取れにくくさせるという意味があります。

 

しかし近年、「リップコート」という画期的なアイテムが販売されました。

 

これは透明な色で口紅の上にそっと乗せるだけで食事をしても洋服に当たっても口紅が取れない!という感じになります。
(但し艶は消えるのでその場合は上からグロスを塗る方法をお勧めします)是非お試し下さい。

 

口紅まで塗れました。

綺麗に塗れなかった場合はやり直しをお勧めしますが、最初にお伝えしたように「粘膜」なので何度もやり直すと傷つきます。くすみます。

1日に最高3回まででしょうか。やりすぎには本当に注意して下さい。

 

口紅に艶のない場合、艶っとした唇を演出したい場合はこの上に「グロス」というものを塗布します。

グロスの意味は、光沢・艶というそのままの意味です。

透明のグロス、ほんのり赤いグロス、これも様々な色が登場しています。緑なんて色もあるんです。最初は透明が無難でしょう。

 

付けすぎると天ぷらを食べた後みたいになります。中央に少し置いて、指でポンポンと広げる程度をお勧めします。

これは時間が経津と取れてくるのでその都度塗り直します。(面倒くさい!)グロス程度なら、いちいちお手洗いなどに行かなくとも、大丈夫。

髪の毛を直すような範囲で誰にも迷惑はかかりません。

むしろ、「ケア」の1部なのでちゃんと唇ケアしているんだと、女性の世界では思われます。保湿リップも同様です。保湿リップは男性時でもこまめに使用して下さい。

 

男性であれ、女性であれ、唇がガサガサより保湿されてしっとりしている方が健康的です。

良い印象を与えますので、仕事でも恋愛でも有効だと思います。乾く前に保湿リップ!癖づけて下さいね。

 

 

これでフルメイクの手順が完了しました。お疲れ様でした。

 

この工程を、約2時間かけて生徒様と共に、その人のレベルや話の聞ける速度、手の器用さに合わせてマンツーマンレッスンを長年させて頂いてきました。

 

人により、これでも難しい・・・と感じる人はいるでしょうが世界のどこを探しても、ここまでレベルを初心者に合わせて書いている本やブログは存在しません。

 

対面式でお伝えしていないのと、私の持っている知識の一部を紹介しているので「?」となる部分が必ずあるはずです。

無料で公開している情報ということですが、実体験や実際に出会った女装者様の声を元に書いていますので読み応えと学べることは沢山あるはずです。

まず、このサイトに書いてある記事を読破し、練習を重ね、メイクの最低限の知識と独学の技術が身についた頃、実際にお会いしたりしてレベルを確実なものへと成長させましょう。

 

「一生使える技術と知識を」私が小学校3年生からメイクに出会い、時には孤独に、周りの友達や大人に叩かれながれも、続けてきました。

そうした思い出があるのでメイクは一度関わると一生続けるものだということを身体で理解しています。

 

この記事をご覧になっている時点で、あなたはメイクの世界に魅了されているのです。

どうせなら、楽しくしましょう。ワクワクして、ドキドキして、毎日メイクをしたい!と思えるよう自分を育てていくのです。

その為にも、質の悪い情報は避けて下さい。

 

初心者であるあなたはすぐに混乱し、メイクは難しいものだと嫌になるでしょう。

メイクの世界に正しい・間違っているはありません。自由なのです。

 

しかし、似合っていない・似合っているは存在しますし、時代の流行も最新アイテムも存在します。
また、「正しいメイクの基礎」は存在します。そこは自由ではありません。

 

武士が戦に行く時に、丸裸ではなく、鎧や兜、剣を持って武装するように私はあなたにメイクの知識という鎧と兜を差し上げています。

技術である「馬」はご自身で育てて身につけるのです。

馬の居場所、良い馬と出会える方法は私は知っています。

それには対価が必要ですが、一生パートナーとなる馬(技術)に出会う為には、とても安く価値のあるものだと自負しています。

 

是非、私の教室に来れそうだと思ったら会いに来てください。

たくさんの質問とあなたの悩みを心からの楽しみに待っています。

決して怒る指導はしません。あなたのペースに合わせ、一緒に呼吸するように側でサポートさせて頂きますのでご安心下さい。

あなたがメイクの世界に出会え、私の記事に辿り着けたことに感謝します。