赤い口紅が似合わない!?どうすれば似合うようになるの?

メイク師IMAの女装メイクレッスン

「赤のリップが似合わない!!!」

赤のリップ(口紅)にトライして挫折した人、手を挙げて下さい。

私もその1人でした。

 

専門学校時代、授業で団子屋の娘のような昔の髪型、(髪の毛の授業もありました)
それに合わせた江戸時代風のメイクをする機会がありました。

 

友達とペアを組んで、いざ、私も団子屋の娘風に仕立て上げられたのです・・・が、

友人が私の姿を見て爆笑。

 

あまりにも赤リップが似合わず、ついには「七五三みたい。」と笑われてしまいました。

ムカッとしたものの、よくよく鏡を見てみるとそこには幼稚園児のような口紅に完全に負けた顔がありました。

 

「なぜこんなにも赤の口紅が似合わないんだろう?」その日から、何度も考えて悩みました。

 

その結果、私の顔には赤口紅が似合いにくい特徴があることが分かったのです。

 

それは、「童顔」「口があまりにも小さい」からでした。

 

赤の口紅の色の特徴をここでもう一度、考えてみましょう。

猿のお尻の話は正しいメイクの工程でしましたね!

 

赤い口紅=粘膜に赤い色を塗る=求愛行動の1つ=セクシー・大人っぽい

のです。

 

それに私の特徴を当てはめると・・・

 

童顔=幼い・幼稚・子供

あまりにも口が小さい=おさなく見える・大人しく見える・子供っぽく見える

 

赤い口紅=大人・色気・セクシー・大きな唇・妖艶など

 

あまりにも正反対の位置にあったのです。

 

「そりゃ似合わんわ!」分析をして感じました。

でも、それでも、赤口紅を塗りたい!!!

 

周りの友達はどんどん大人びていき、赤い口紅もサッとつけこなしています。

 

悔しい。なんで赤い口紅が似合わないの。

 

そんな経験があり、私が口紅デビューしたのは28歳の頃。そう、今です。

ひどいコンプレックスに陥り、一切口紅をしない状況が続いたのです。

 

でもついに童顔の私でも、赤い口紅を似合わせる方法を見つけました。

それはいつも通っている美容室のお姉さんの顔からヒントを得ました。

 

お姉さんは美容師さんなので私よりはメイクのプロではありません。

 

しかし、自分にメイクが得意でとってもお洒落。そして赤の口紅・・・!

 

お姉さんは決してハーフ顔の美人。という顔立ちではなく、
どちらかというとTHE・日本人顔の一重に肌の白い顔立ちでした。

 

そんな童顔仲間のお姉さんがサッと赤の口紅をつけこなしている・・・。

長年、赤の口紅に抵抗のあった私にとっては衝撃的な事実でした。

そしてお姉さんのメイクを研究し、その理由がわかったのです。

 

お姉さん、赤の口紅以外の部分のメイクが薄い!!!

 

つまり、顔の中で上手くバランスを取っていたんですね。

 

学生時代のメイクの話、
私は赤リップのみつけられていました。

 

その他のメイクは肌のみ。

 

口だけが強調され、小さな目と鼻、毛が細くて薄い眉が残されていました。

それでは似合うものも似合うはずがありません。

大変不利な出で立ちでした。

 

 

セルフメイクにおいても、私は目を強調するメイクを主流としています。(自分に対しては)

目が猫のようなラインで周りと比べると濃いメイクの方だと思います。
(これもコンプレックスによる影響で目が中心のメイクになっているのですが・・・)

 

そこに赤の口紅を添えると、「今からパーティーに行くんですか?」顔が完成するのです。

赤の口紅に、合わせようとして眉毛も書き足したらさあ大変!!!!!

宝塚歌劇団のようにも見えますし、何より違和感MAX。

メイクが下手な人にも見えます。

 

私は赤い口紅を塗るときに、似合わせようとして力が入りすぎていました。

 

また、目に対する過剰なコンプレックスで、どうしても目のメイクを引き算することに気づかなかったのです。

 

メイクって、人を参考にしたり、人にジャッジしてもらうことも本当に大切です。

 

よく自由だ!とか、人の美意識と自分の美意識は違う論をお話される人もいますが(私も含め)
そうした凝り固まった考えで成長を止めるより、どんどん考え方を解放して人の意見を聞き、
視野を広げた方が賢いと思います。

 

この口紅においてもそうです。

 

最近は若者の間でも赤い口紅が流行っています。

口紅負けしている特に中学生世代の女の子。

 

周りは注意できません。

 

彼女達の中では赤い口紅は「流行」であって、似合う似合わないは関係無いのです。

「赤い口紅を付けている」ということが集団の中で仲間と認められる行動の一部と化しているのです。

 

ただ、様々な人と赤い口紅について話す時に必ず話題になるのは

「若者の赤い口紅の似合わなさ」についてです。

 

見る人が見ればすぐに違和感を感じます。

 

赤い口紅に幼い顔が負けているのです。

 

さて、そして私はついに赤い口紅を上手く塗ることに成功しました。

 

方法は、いつも濃くしていた目のメイクのアイライナーを省くこと。

どうしても譲れない部分はそのままにし、ほかの部分を省きました。

 

また、ポイントメイクの一番最初に赤い口紅を付けました。これも重要なことです。

 

多くの人は心理的に最初に作った箇所を濃くする癖が備わっています。

特に初心者様となると尚更です。

 

よって、最初に目を作れば目が濃くなり、眉毛を作れば眉毛が濃くなります。

 

なので、今回のテーマは「赤い口紅」。

 

先に赤い口紅を塗ることで、その口紅の色に他を合わせながら作ることが可能なのです。

 

そうすることで、赤い口紅と調和のとれた全体的なメイクを完成させることができ、口紅が決して浮かないフルメイクが完成するのです。

 

今まで感じていた違和感も払拭され、こうして私は赤い口紅を堂々と習得することができました。

 

世の中で、「赤い口紅は勇気がいる」「色っぽい人がつけるもの」だと思い込んでいる人は多いと思います。

 

しかし、待って下さい。

 

10代の子が楽しむカラーというよりも、20、30、40代と歳を重ねて人間的に深みのある人の方が赤の口紅は顔に馴染んでくれる色だと思います。

 

 

私の好きな夏木マリさんがそうです。

 

世間ではお婆ちゃんの世代。
でも、カッコ良く、強く、そうしたイメージは全くありません。

 

 

赤の口紅も当たり前のようにサッと付けこなしています。

 

赤い口紅が似合う理由は、きっと「顔」だけではなく、「彼女の人生の背景」が合わさっているからだと感じます。

 

赤い口紅に対して苦手意識のあった人は、この記事を是非参考にして見て下さい。

 

特に男性が赤い口紅を点した時、きっとどのメイクよりも「メイクをしている」という気持ちの醍醐味を味わえると思います。

 

それ程、男性にとっても女性にとっても赤の口紅はキーパーソンで時代を担ってきたアイテムなのです。
※紅を点す(さす)の点すとは、色をつけるという意味です


赤い口紅。お値段も高いですが、トリートメント効果もあり、塗るほどに唇がセクシーになっていくこのルージュ(口紅)は、一度使うと手放せません!