若いうちに女装に出会った君へ【自己診断シート】

女装男子の悩み

女装に出会ったあなたはラッキーです。

何故ならば、人生で楽しめる趣味が1つ増えたからです。

 

しかしその趣味は、一歩間違えると人生を台無しにする恐れもあります。

 

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若いうち(10代〜20代など)に女装に出会った君へ

1人でもし、踏み出そうとしているのであればまずこの記事を読んでください。

 

一体あなたは何から女装をスタートさせたらいいのか。

それらを簡潔に、そしてより悩みが無くなるように書いています。

 

まず、女装をするにあたって《準備すること》があります。

 

女装用のツイッターアカウントを開設する事でしょうか。

通販で衣装や偽物のおっぱいを買うことでしょうか。

詐欺まがいの写真や露出写真を撮って興奮することでしょうか。

 

いいえ。あなたが女装を始める前に、まずすべきことがあります。

 

それは、「思考の整理」です。

 

あなたは今まで女装という世界に出会ったことがありませんでした。

 

つまり、この世に生まれてきていないお腹の中の赤ちゃんと同じです。

 

まだ外の世界を知らない存在。赤ちゃんは羊水の中で生活しています。

 

あなたが急に、女装界に踏み入ることは、羊水から赤ちゃんが急に出ることと同じ。

 

赤ちゃんが産まれる時、まず母親とコンタクトを取り、「外に出ますよ〜」と合図を送らなくてはなりません。

 

この母親に対する合図こそ、あなたが女装を始める前に準備する「自分への合図」なのです。

 

少しわかりにくいですかね?

 

つまり、女装界には女装界の掟やルール、人々がいて、手探りでスタートするとそうしたものに躓いたり敵視されたり雁字搦めになったりすることもあるよ。ということです。

 

人と関わらなくとも、悩みの底に落ちてしまう場合もあります。
※全員に当てはまるわけではありません。

 

あなたはまず、「自分の心」について知る必要があります。

 

Q1.相談できる女性はいますか?

Q2.いつまで女装は続けますか?

Q3.何のために女装をしますか?

Q4.何故女装を始めたのですか?

Q5.資金は月にいくら使いますか?

 

こうした質問に答えられる進行形の女装さんは少ないです。

 

逆に、この質問にテキパキ答えられる女装さんは自分で女装人生をコントロールしています。

プロ女装メイク師である私が何を言ったとしても、自分のことを把握して自分で女装人生を歩んでいるので聞きません。そして良い部分だけ取り入れたりします。

 

女装人生の生き方が賢い人々です。

 

そうした無敵の勇者になれれば、嫌な誘いも断れます。

 

そもそも、そうした人に出会う場所にも行きませんので自分の描く楽しい世界で女装ライフを満喫できます。

 

一口に女装の世界といっても正直、社会と同じです。

差別もあります。派閥もあります。色んな人が混ざり合ってます。

 

男性が男性という性にかまけるように、(男だから掃除ちゃんとできない。など)
女性が女性という性を利用する様に、(女性だからおごってもらって当然!など。)

残念ながら、私が約6年間、何百名〜何千名もの女装さんや男女、その他の人々にあって感じたことは女装さんの1部でも「女装」を武器に威張って過ごしている人もおります。

 

男女と同じく、本人はそれが当たり前だと思って信じています。

 

自分の心を知らないあなたがそうした「女装の歴史」を振りかざす人に出会った時、ぐうの音も出ないでしょう。

 

そして最悪の場合は厄介なことに巻き込まれたり、仲間にされて逃げられない可能性もあります。

 

ここからは、私個人の考えですが「女装」はファッションと同じです。

 

私が今まで無かったナチュラル女装メイクを生み出し、アートや社会にどんどん女装紳士を掲げたように・・・

人それぞれ、使い方も完全に自由なのです。

 

誰もそれに指図する権利はありません。

 

だって女装を始めた最古の人は「ヤマトタケル」という空想の人物なのですから。

こうした知識も、私は映画や本を読み漁って知りました。

 

私は女性で、LGBTでもなく、女装もできません。

でも、女装している当事者より女装文化の知識はあります。

女装をしている人を見抜く方法も知っています。

男性を女性化させる究極の方法も・・・。

 

特に女装文化は情報の溢れる社会で努力すればすぐに手に入る情報達です。

 

それでも、女装文化を知っている若者は少なすぎます。

若者もですが、年配者でも知らない人も多いですね。

自分がすることなのに、メイクさんに負けている知識。

これこそが女装界の怠慢だと思います。もっと盛り上げましょう!

 

女装が素晴らしい文化だということ、芸能人で女装をしたことが無い人を探す方が難しいということ、発信しましょう。

 

その為にも、本や映画での勉強は必須です。

インターネットで勉強した気にはならないで下さい。

きちんと対価を払って「本物の女装文化の情報」を手にして下さい。

 

さて、話が逸れましたが女装の歴史はもちろんあるでしょう。

昭和と平成では大きく異なることも知っています。

でもそれは時代の大きく変わった今、「女装の歴史」というよりは・・・
「1人1人の女装者の歴史」であると私は考えています。

 

よって若いうちに女装に出会った君は、これから出会うかも知れない年配者の女装さんに偉そうにされた時、アダルト関連のことに勧誘された時、あなたは一切、従う必要はありません。

 

それは、歴史という権力を振りかざしている暴力です。

 

だって、生まれた時代もメイクアイテムも、そもそも人間は一人ひとり思考も環境も異なります。「女装」というワードに惑わされないで下さい。

女装の世界に正解はありません。

女装をしているから特別でもありません。

この世に、普通なんて存在しません。

 

多数決と誰が決めたか分からないルールがあるだけです。

 

そうした見解を理由に、私は女装の使用方法は自由であり誰もがストレスなく楽しんで利用すべき最高のツールだと考えています。

 

年に何名か出会う女装で葛藤している人の一部の話をしましょう。

 

その人は、20代後半で女装に出会い、1人で女装をし始め、途中、ふと我に返ったそうです。

そして1人で悩み苦しんでいた時、たまたま私の開講するメイク教室にお越し下さいました。

そして1人で悩んでいた葛藤を打ち明けてくださいました。

 

個人的には年齢が若いほど、こうした女装への不安が大きいものだと思っていましたが、
どうやら年齢は関係無いようです。女装への抵抗は年配者が大きいことは把握しています。

彼は言いました。「女装を続けるべきかわからない。罪悪感がある・・・。」

辛そうに打ち明けてくださった彼に、私は1つのシートを渡しました。
そして教室で一緒にそのシートを記入し、結果も伝えました。
※精神科医の許可を得て作られたシートです。

 

ほんの1時間前まで憂鬱そうに悩んでいた彼は言いました。

「今まで1人で悩んでたけど、スッキリしました。
本当に救われました。ありがとうございます!」

 

女装は、特に単品でする女装は誰も話を聞いてくれる人がいなかったり仲間と褒めあったり情報交換する時間も無いので時々、迷路に入ってしまいます。

「こんなことしてていいのかな?」

「僕って変態なのかな?」

「バレたらどうしよう・・・。」

最初は好奇心や興味本位で始めた女装も、月日が流れるほど飽きて罪悪感を感じる場合も…。
※全ての人に当てはまる訳ではありません。

 

誰もがそう進むわけではありません。

しかし、こうした悩みを抱く人は確実にいます。

 

そうならないために、先回りして最初の内に準備をすべきなのです。

 

女装に出会ったあなたがまずすべきことは、YouTube動画で化粧配信を見ることではありません。

自撮りで女性らしいポーズを撮ることでもありません。

 

「女装の仕方」なんて検索しても、あなたに合った正しい答えは絶対に出てきません。

 

私が開発した自己診断シートを記入して下さい。
無料で公開しています。

まずは自分で自分を知るのです。

 

自己診断シート
 

自己診断シートが記入できましたか?あなたを理解しましたか?

 

どれだけ不利な立ち位置か、どれだけ準備ができていたか、知ることはできましたか?

それがあなたを守る武器となります。

 

あなたは本当に人生でずーっと女装をしたかったのでしょうか?

もう一人、私のお客様で女装に出会って女装にハマらなかったエピソードがありますのでご紹介します。

「女装体験が楽しかった!僕はもしかしたら女装者なのかも知れない・・・。」

その彼も悩んでいました。

そして一緒に自己診断シートをしました。

 

シート記入中によくよく聞き出してみると彼は、小さい頃からバンドマンに憧れ、ホストに憧れ、
キラキラしたものが好きだということがわかりました。

 

そして自己診断シートも「???」の様子。

 

そう、このシートは本当に女装者になりたい人以外は書けないのです。

「ねー、ねー。あなた、女性の格好をしたいんじゃなくて、メイクに興味があるんじゃないの?バンドメイクとか好きでしょ?」

 

彼はその瞬間、悩みが払拭された晴れた顔をしました。

そして、自分は女装者ではないし女装界に入る必要はないと感じたそうです。

 

こうしたことを自分で決断することに意味があります。

他人がとやかく決めつけるほど恐ろしいものはありません。

 

自分で自分に向き合い、自分で自分の女装人生を決めるのです。

女装は楽しいばかりではありません。

この平成が終わる最後の年でもまだ多くの人々は偏見を持っていて、それに気づいていない人も多いのです。

 

女装は、大多数の人々が社会的に見て「変と思われる少数派の行動」です。

 

時代は変わっていきますが、(私も変えていきます)この現実はしっかり把握して下さい。

そうすることで社会に出て女装をする時、心にクッションを持てます。

※メイク師である私でさえ、何百名もの人から心無い言葉や態度を取られたことがあります。

 

あなたが間違って(ひとときの感情など)女装界に入ることほど人生の時間を無駄にすることはありません。
※女装界が無駄という意味ではありません。

 

先ほど紹介した彼が今、女装界に入っていたらどうなっていたでしょうか。

 

きっと一人で悩み、もし女装の友人ができていたら断ち切ることもできません。
望んでいない状況を続け、ストレスを溜め、そっと姿を消すかも知れません。

女装界では「姿を消した」というフレーズも女装オーナー側で言われます。
女装に悩み、人間関係をこじらせ、女装界から姿を消してしまうのです。

せっかく出会えた女装界、せっかくなら楽しく過ごしたいですよね。

 

大事なので何度も言いますが、それにはまず自分を知ることから始めて下さい。

 

先ほどのバンドマン好きの彼は、女装体験に感動しその感動を提供できる側になりたいということでした。

その後、私の開講するメイク教室に通い続けてくださり、今では女性でも取得困難なメイクアップアドバイザーにまで登りつめることができました。全く0スタートの彼がたった1年で!です。

もし彼が女装者だと自分を決めつけていたら一生、メイクアップアドバイザーになることはなかったかも知れません。

 

最後に・・・

 

私が女装紳士を運営している理由の1つにこの記事に書いた人々への思いが強くあります。

 

女装紳士がまだ実店舗を持っていなかった時のことです。

 

私は大きなキャリーケースを引きながらカラオケボックスや漫画喫茶で、SNSで知り合ったモデル様と出会いメイクを提供していました。

 

女装メイクの武者修行を行っていたのです。

 

アルバイト代を崩し、とにかく必死でメイク技術を提供して磨き続けました。

 

流石に男女が密室では危ないと思ったので、

・20代限定
・写真を先に送って下さい

という条件の元でしたがそれでも今考えると無防備だったと反省しています。

 

さて、そこで出会った少年が私の人生を大きく変えたのです。

 

メイク後、震えながら少年は告白してくれました。

 

「今まで家族にも言ったことがなかった。いつも1人でビジネスホテルを借りてお姉ちゃんの服を着てる。
変だと思っても、どうしても欲求が治らない。自分が怖い…。」と。

 

そんな彼を見かねて私は言いました。

 

「女装の何が悪いねん!!大丈夫やで。犯罪ちゃうし。
あんた何も悪いことしてないよ。私が居場所作るから。
・・・お店、女装できるお店作るわ!!!」

 

この1言で私は女装メイクでお店をすることになりました(笑)

最初は難しいメイクなのでクリアしたいという一心でお店をするなど考えてもいなかったのです。

 

目の前で悩む年下の少年のどうしようもない葛藤する姿があまりに可哀想に感じ、そして昔の自分と重なり・・・

女装に対して何も思っていなかった私は感情に任せそうしたことを彼に言い、約束しました。

そんなこと、何も考えていませんでしたし、こうして記事を書くことも想像外です。

 

そして女装紳士は誕生しました。

 

今でも年に数人、そうした女装に悩める人々に出会います。

 

私の尊敬する夜回り先生には程遠いかも知れませんが、一人で悩む少年や女装途中で苦しむ人々が私の行動により一人でも救われるようにと約6年間、歩みを止めませんでした。

 

「女装紳士の提案する女装って素敵!」

 

と大多数の人間が思ってくれたら、私とその少年の勝ちです。

 

小さな反骨精神ですが、私も少数派として生きてきましたのでそうして悩める人々のお役だてができればこれほど幸せなことはありません。

 

新しい時代を、女装に出会えたあなたと歩めますように。

女装紳士の定義する「女装」に恥じない女装者になって下さい。