女装用ウイッグの手入れについて

Ima先生によるメイク 女装男子の悩み
Ima先生によるメイク

女装初心者様で一番多く見られるお悩みは、ウィッグの手入れです。

大体の女装者様がまずインターネットで、インターネットの画像を参考にして、比較的安い(1,000〜3,000円ほど)ウィッグを購入される傾向にあります。

「お金はなるべくかけたくない!」

そんな声が聞こえてきそうですが・・・メイク以上に、お金をかけてまで手にして欲しいのは、最高品質のウィッグです。

 

過去に私が東京出張した際、ウィッグだと見破れないほどリアルなウィッグを装着されている女装のお客様に出会いました。

 

その人は、偶然ウィッグをオーダーメイドするオーナーさんに出会え、1つ10万円程で購入されたそうです。

 

どこからどう見ても人毛!!!なぜこんなにリアルなんですか?

 

お聞きしたところ、そのウィッグ製作は頭の型取りから始めるそうでした。

女装界にそれほどまできちんとウィッグを作ってくれるお店はありません。

ついつい、コラボのために連絡先をお聞きしました。

 
そのウィッグはかなりリアルで、1つ10万円としても完全オーダーメイドなら、かなり安いな〜と感じました。

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ウイッグの値段

 

皆さま、女性の世界のウィッグの値段はご存知でしょうか?

また、女性の世界でウィッグをつけている人の割合はご存知でしょうか?

 

女性の世界のコスプレウィッグは、1000〜10000までピンキリですよね。

そして、安い値段のコスプレウィッグでかなりリアル!というものは少ないです。

表面が艶やかで、見る人が見るとウィッグだな〜と、すぐバレます。

 

そして、女性の世界でウィッグをつけている人。

コスプレイヤー、原宿系などの奇抜ファッション系、ロリータなど・・・どちらかと言えば女装さんの多くが目指す「ナチュラルなOLさん」「街中にいる普通の女の子」とは異なる立ち位置にいる女性たちです。※医療として使用している人は除く

 

そうした女性たちのウィッグを真似したところで、多くの女装さんたちが目指すリアルで街中にいそうな女性には完全に遠のきます。

街中の一般的な女性でウィッグをかぶっている人はかなり少ないからです。

 

この意味はわかりますか?

 

よって、リアルな女性像に近づけるためには選びがちな安いコスプレウィッグではなく、リアルなウイッグを、少し値が張ってでも良いものを選びぬく必要があります。

 

まず、女性のリアルなウィッグ(医療用など)の現実的な値段を知ることから始めます。いくらだと思いますか?

 

私が出会ったラッキーな女装さんのオーダーメイドウィッグは10万円程でした。

 

女性界の大手のオーダーメイドフルウィッの値段は、最低でも17万円程するようです。こちらは最低価格で、オプションや税金で値上がりしていきます。

 

といっても、そうした高級ウィッグを簡単に買うことは厳しい人も沢山いるでしょう。

 

そこで私がオススメしたいウィッグの特徴と、これはオススメできない!というウィッグの特徴をご紹介します。

 

オススメできないウィッグ

・1000〜4000円のウィッグ

・100円均一で500円で売られているウィッグ

・ドン・キホーテなど、ウィッグ専門店以外で売られているウィッグ
 
たとえばこんな安価なウイッグ。”本物”の良さに気づけるので、一度試してみるのも良いかもしれません・・・。

 

オススメできるウィッグ

・実店舗があり試着可能なウィッグ専門店

・医療用のフルオーダーメイドの高額なウィッグ

・ウィッグ専門店で手作業、全て人毛で作られているウィッグ

・最低でも4000円以上するウィッグ

 

私のお店では、最低でも5000円、平均1万円〜15000円のウィッグを揃えています。

 

他店は存じ上げませんが、このウィッグの品質1つで完成度は左右されます。

やはり安物は安物。メイクが素晴らしいレベルでも、ウィッグで台無しになることもあり得ます。

 

よく、《印象を決めるのは7割が髪型》と女性の美容の世界で言われています。

 

それなのに、初心者女装さん始め中級者、上級者でもウィッグ管理が滞っている人が多すぎます!!

ボサボサだったり、皮脂が付いていたり、とにかく・・・汚い!!!!!!!!顔だけで満足しないで下さい。

 

きちんと手入れしていますか?

保管場所は正しいですか?

クシのときかたは知ってますか?

 

知らないのであれば、私が教えます。これでグーンと女性レベルに近づけますよ。

 

高額なウィッグほど、大多数の人はそうした手入れも面倒くさがらず、きちんとするようになります。

 

そうした理由も、高額なウィッグを購入したほうがいい理由にもなっています。

 

それでは、オススメのウィッグを手にした後の扱い方、手入れ、保管方法をお伝えします。

 

ウイッグの扱い方

クシで根元からとくのはNGです。

何度も何度もクシでとくのもNG。

どちらも、一瞬でウィッグをダメにします。

力は一切必要ありません!

 

クシは、間が大きめの絡まりにくいタイプを選んで下さい。

 

 

まず、毛先からクシを入れます。そして、中間、上の順にといて下さい。

 

このとき方は、私が専門学校で一流の講師より伝えて頂いた技です。

 

このとき方をマスターしている人(女装界で)に出会えたことがありません。

 

優しく丁寧に、ウィッグの毛は人間から生えている毛の状態とは異なります。一度絡まると切らなければいけない恐れもあります。初心者は特に気をつけて、扱い方をマスターして下さい。

 

ウイッグの手入れ

様々なウィッグ情報サイトにもウィッグの洗浄方法は明記されています。どれが正解などはありません。私個人的なオススメの方法をご紹介します。

 

1.ウィッグ専用のシャンプー&リンスで洗う(洗うのはゴシゴシせず、泡立てて泡に絡めて揉み込む)

2.2回ほど繰り返してウィッグの汚れが取れたと思ったら優しく水で濯ぐ

3.タオルで吸水し、ウィッグ専用のシリコンスプレーをふる

4.ウィッグスタンドにかけて陰干し※耐熱の場合はドライヤーも可能だが扱いが難しいので陰干しをオススメしています

5.乾いたら太めのクシで優しくとく

6.もう一度、シリコンスプレーをふる

 

保管方法

ウィッグにより、異なります。基本的には陰干し、風通しの良い場所に保管します。匂いもつきやすいですし、一度かぶると汗なども付着します。

押入れのような引き出しにウィッグをギュウギュウに入れている場面を見かけたことがありますが・・・あれは最悪です。

 

人が一度つけたウィッグをまとめて保管すると最悪の場合、ダニやのみなども発生しかねません。

こうした衛生面は海外の方が何年も先に進んでいます。

 

日本のメイクさんは、衛生面の意識が低すぎます。

メイクさんがもし見ていましたら技術などよりもまず、衛生面にご注意下さい。

 

この方法を身につけてからウィッグを手にすると、まだ初心者は安心かと思います。

 

世の中にはたくさんの情報があげられています。

しかし、全てを鵜呑みにしないで下さい。初心者は全部を鵜呑みにすると、混乱するでしょう。

 

最近話題のノーベル賞を受賞された本庶佑特別教授もおっしゃっていました。

「自分が目で見て確かめたものしか信じない。」という風に・・・。

 

私もその考えに同感です。

 

数々のインターネットで繰り広げられている間違ってた美容やメイク情報に惑わされず、自分で確かめる方が確実なのです。そして身になります。

 

私が経験したことをこのウェブサイトには惜しみなく書いています。自らの身体を動かし、時間を割いて試してきたことばかり。大事な生きた情報です。是非お試し下さい。

 


なお、ナチュラル女装をするためには最低でもこのレベルのウイッグにしたいですね。